酒井俊幸監督からのオリジナルコメント
 ~第99回箱根駅伝総括~

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  第99回箱根駅伝が終わり、来る2023年シーズン、そして第100回記念箱根駅伝に向けて新たなる戦いが始まっています。 
  第90回大会以来となる10年ぶりの箱根総合Vに向け、再び強い鉄紺東洋の歴史を突き進んでほしいと思います。
  酒井監督、今回もご多用中のところコメントありがとうございました。


 第99回箱根駅伝では多くの方々に支えられ、21年連続81回目の出場を果たしました。大会開催と参加に御尽力していただいた多くの方々、また3年ぶりの沿道応援で現地に行かれた方々、画面越しでご声援いただいた方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。
 出雲駅伝、全日本大学駅伝では序盤から出遅れる展開が続いており、箱根駅伝でも、往路から各大学ともに主力を投入してくることが予想されておりました。2年連続で2区を務めている松山が欠場する布陣であったため往路は未知数であり、復路で巻き返しを想定して我慢のレースになることを覚悟の上で臨みました。2区終了時は19位と、さすがに想定外の位置となりましたが、総合では10位となり18年連続シード権を死守しました。
 2022年度の駅伝シーズンは出雲駅伝9位、全日本大学駅伝8位、箱根駅伝10位と、監督就任以来最も苦しいシーズンでありました。
 直前の体調不良や怪我の影響でベストメンバーが揃わない等の理由もありましたが、他大学も同じような状況でつないでおり、鉄紺のチーム力の無さを痛感したシーズンでした。
 このような苦しい状況下でもシード権を獲得できたことで、新チームでは底からのスタートだと自覚し、必ず鉄紺が見るべきいつもの景色を再現して参ります。今後とも宜しくお願いいたします。

   東洋大学陸上競技部男子長距離部門監督 酒井俊幸


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