酒井俊幸監督からのコメント Part.5

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    “箱根3連覇”に挑む2010年シーズン前半のヤマである第89回関東インカレが終わりました。
  酒井監督になって2年目のシーズン、課題と収穫が入り混じる前半戦であったと思われますが、第87回箱根駅伝
  まであと222日、早くも試練と成長の夏合宿を視野に、今インカレを総括するコメントをいただきました。
   酒井監督、ありがとうございました。

 
  このたびの関東インカレでは、総得点41点のうち長距離種目で27点を獲得し、8位で1部残留を決めました。
  1500m以上の種目で全て入賞できたことは予定どおりでしたが、目標としていた同一種目複数入賞が果たせなかったことと、優勝種目がなかったことは来年の課題となりました。
  内容的には、昨年の入賞者である大津、柏原が今年も大いにチームに貢献してくれました。また、新たに川上が1500mと5000mでダブル入賞を果たし、新人の小池が表彰台に登るなど、取りこぼしもあった中で新しい戦力が整いつつあることに手ごたえも感じています。
  今回の関東インカレを見ても、各大学とも戦力差がほとんどなく拮抗している状態なので、これから迎える夏が勝負となります。
  箱根、全日本駅伝の予選会がなくとも絶えず危機感を抱きながら、個の成長とチームの成長をはかってまいりたいと思いますので、引き続き皆様の温かいご声援を宜しくお願い致します。

  東洋大学陸上競技部監督 酒井俊幸