「鉄紺色の走譜・2014」 〜「箱根」と鉄紺ランナーたちの4年間〜

 4年間、競い合い、励まし合い、語り合った仲間とともに書き綴る最後の襷リレー、「鉄紺色の走譜」。
 「21秒」の差で箱根3連覇を逃した年に入学してきた田口主将たちの世代。鉄紺東洋の黄金時代を引き継ぐべく、大きな
期待とプレッシャーの中で1年生のときから努力を積み重ねてきました。
 4年間、ほんとうにお疲れさまでした。鉄紺ファンは皆さんのひたむきな姿を決して忘れません。
 4月から実業団で競技を続ける選手も引退する選手も、鉄紺の誇りを胸に、それぞれの道で頑張ってください。 

※BGMが出ます。音量にご注意ください 「走譜」トップ頁に戻る

※想い出の写真は最後に一括して掲載しています。



 主将 田口雅也選手

 4年連続箱根駅伝を走り、2度の優勝をすることができました。また、今年はキャプテンをやらせてもらい、とてもいい経験をすることができたあっという間の4年間でした。
 監督、コーチ、最高の仲間、みなさんの応援があったからこそ辛いことを乗り越え、いいパフォーマンスをすることができたと思います。これからも実業団で競技を続けるので応援よろしくお願いします。
 4年間ありがとうございました。


 副将 久 龍選手

 四年間を思い返すと、故障ばかりで走っている期間より故障してる期間の方が長かったように思います。
 その中でも4年時の関東インカレでハーフマラソンに出場し、3位になれた事が印象に残っています。また出場した4年生3人とも入賞できた事は本当に良かったと思います。
 最後の箱根駅伝は副主将でありながら怪我で出られませんでしたが、4年生全員が一丸となって戦えた事は一生忘れません。実業団に行き競技を続けますが、マイペースで走ることを楽しみながら競技生活を送っていきたいです。四年間ありがとうございました。


 寮長 今井憲久選手


 大学生活の4年間、本当にあっという間でした。正直辛いことばかりで何度も辞めたいと思いました。しかし、箱根駅伝優勝という大きな経験をすることもでき、何よりこの学年で陸上をやってこれて本当に幸せでした。このメンバーがいなかったら絶対に陸上を続けることはできていなかったと思っています。そして、今まで支えてくれた家族にはこれからしっかりと恩返ししていきます。4年間本当にありがとうございました。


 根本 侑主務

 1年間、主務をさせていただきました。
 辛いことばかりで、選手や他のマネージャーに当たることもあって、こんな主務についてきてくれて、本当に感謝しています。
 私は3年生の6月からマネージャーになりました。退部するという選択肢もありましたが、それ以上に「この学年で箱根の優勝を目指したい」という気持ちがあって、マネージャーとして残していただくことになりました。何度も辞めたいと思ったのですが、ずっと相談に乗ってくれた神永をはじめ、この学年のこのメンバーがいて、最後まで自分の仕事を全うできたと思います。
 連覇を目指した箱根駅伝では3位に終わりとても悔しい思いをしましたが、4年間学んできたことや、マネージャーという選手とは別の視点から学んできたこと、さらに主務としてチームを支えてきた経験を、これからの人生に生かしていきたいと思います。
 4年間育てくださった部長、監督、両コーチ、また東洋大学陸上競技部を応援してくださる方々、そして、私の競技生活、大学生活を何不自由なく過ごせるようにしてくれた両親、兄弟、本当にありがとうございました。


 神永よしき駅伝主務


 4年間たくさん辛い事、楽しい事がありました。
 この4年間で得た物は絶対に人生の財産になると思っています。その中でも駅伝主務と言う経験は本当に自分自身にとってとても良い経験になりましたし、大きく成長出来るきっかけになりました。
 こういったたくさんの経験は将来社会人としてやっていく上で絶対役に立つと思っています。
 大学4年間では感じることの出来なかった世の中の辛い事がこれから沢山あるとは思いますが、この東洋大学で4年間やり抜いたという事を誇りに、自信にして社会人として精一杯頑張っていきたいと思います。
 4年間本当にありがとうございました。


 淀川弦太選手

 この4年間東洋大学で陸上を続けてきたことで競技のレベルだけでなく人としても成長させてもらいました。正直練習や生活が辛く迷惑かけることも多々あったのも事実ですが、監督や奥様、スタッフ陣、同学年、親、友達のおかげでここまでやってこれたと思います。とても感謝しています。この感謝する気持ちを忘れず、これから社会人として頑張っていきます。


 齋藤真也選手


 この4年間、塩田部長をはじめ、酒井監督、佐藤コーチ、谷川コーチと素晴らしい指導者の方々のお世話になり、充実した競技生活を送ることができました。また、試合や合宿地などで多くの方に応援していただいたき、その度に頑張らなければと心の支えになっておりました。結果的に駅伝を走ることができず、期待に応えられなかったことは申し訳なく思っています。しかし、各大学駅伝へのエントリー、関東・日本インカレ、日本選手権と、様々な大会を経験できたことは、これからも競技を続けていくうえで私の糧となっています。
 この東洋大学で学んだ4年間を活かしてこれからも頑張っていきたいと思います。
 4年間本当にありがとうございました。


 名倉啓太選手

 私は目標としていた箱根駅伝を走ることができませんでした。しかし東洋大学陸上競技部での四年間で競技面、人間性ともに御指導頂いて大きく成長できたと思います。また最高の同級生達に恵まれ、辛いことを乗り越えられました。仲間達に凄く感謝しています。これからは社会人として大学時代に学んだことを活かして頑張っていきます。四年間ありがとうございました。



 長浜雄一選手
 
 4年間で駅伝を走ることはできませんでしたが、同期の仲間や監督、コーチ、家族など多くの方に支えていただき、全力で競技に打ち込むことができました。仲間と共に走り、考え、時には迷惑もかけましたが心身共に成長できた4年間だと思います。多くの支えに感謝し、これからは人を支えていけるように頑張りたいと思います。
 4年間ありがとうございました。


 大室尚喜選手


 4年間を振り返ると、楽しい思い出よりも、思い通りにならずに苦しい思いをしたことの方がとても多かったと思います。
 自分1人で抱え込むことが多かったのですが、相談できる仲間や後輩がいたおかげで、最後まで大学生活を頑張ることができたのだと思います。
 そして、最後に自分を五郎谷のサポートにしてくれたスタッフにとても感謝しています。
 皆さん、本当にありがとうございました。


 鈴木淳志選手

 まずは、塩田部長をはじめ、酒井監督や奥様、佐藤コーチ、谷川コーチには、大変お世話になりました。大学4年間を思い返すといろいろな経験をしてきたと思います。1年時、中距離選手は自分1人で皆となじめない時期があったのを思い出します。先輩からもたくさん叱られたりもしました。2年時、後輩ができてからは、自分が中距離ブロックを引っ張っていくことを自覚して活動しました。実際は失敗ばかりで後輩には申し訳ないなと思う日々でした。3年時は自己記録を大幅に更新できた時期でよかったです。4年時は箱根のサポートをさせてくださり、貴重な経験をしました。結果としては、箱根では優勝することはできませんでしたが、それに向かって取り組んできた同期の仲間を誇りに思います。最高です!
 個人としては大学4年間で陸上競技の結果を残すことはできませんでしたが、自分なりに考えて取り組んできました。また、4年間という長い期間の中で陸上競技、大学生活をさせてくれた両親、応援してくださった方々本当にありがとうございました。


 西塔拓己選手

 

 東洋大学での4年間ご声援ありがとうこざいました。この4年間は本当に充実し、沢山の事を学ばせて頂きました。
 出会った仲間達やスタッフの皆さんには本当に感謝しています。
 今後も競技を続けていただくことになりましたので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
 4年間ありがとうこざいました。


 松崎鷹樹選手
 この4年間、とても充実したものとなりました。1年生の時からインカレ等の主要大会を経験させてもらい、実業団の合宿に参加させてもらったり、海外遠征も経験しました。膝の怪我により、4年生になってからは1度も試合に出場できなかったという悔しい思いもしました。良いことも悪いことも4年間の間にたくさんありましたが全てひっくるめて良い経験だったと思います。
 高校生の時、嫌々始めた競歩も今ではその競歩のおかげでたくさんの経験や出会いをすることができ、競歩という競技に誇りを持っています。
 素晴らしい指導者のもと、素晴らしい環境の中で、素晴らしいチームメイトと4年間陸上競技に全力で取り組むことができて満足です。卒業後は競技から引退します。ですがこれからも後輩達を応援していきたいと思っています。
 今までお世話になった方々、本当に有難うございました。


 斎藤 栞副務

 塩田部長をはじめ、酒井監督、佐藤コーチ谷川コーチには大変お世話になりました。陸上競技も素人で、人としても未熟ながら入部させていただき、最後まで続けさせてくださったこと感謝しております。
 先輩方のように、"女子マネージャー"として選手・チームの役に立てたと言える自信はありません。それでも声を掛け、頼ってくれたり一部員として変わらず一緒に過ごしてくださった先輩方、後輩、そして同学年がいたからこそここまでこられました。本当にありがとうございました。
 最後になりますが、この4年間で関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。





   それぞれの4年間、
     それぞれの想い、
        それぞれの青春。
          “感謝”と“心意気”を胸に、
             これからも輝き続けてほしい、
               それぞれのステージで、
                  「鉄紺色の走譜」第二章に向けて・・・






祝 卒業! 「輝け鉄紺!」卒業アルバム 『1460日分の“1枚”』
※写真は順不同です


田口主将提供


久副将提供


今井選手提供


斎藤栞副務提供


根本主務提供



神永駅伝主務提供


鈴木選手・大室選手提供


松崎選手提供


齋藤選手提供


淀川選手提供


名倉選手提供


長浜選手提供


西塔選手からは写真の提供がありませんでしたが、鉄紺東洋で初めて在学中のオリンピック出場を果たし、
卒業後も2度目のオリンピック出場に向け、期待を込めて管理人が選んだ1枚を掲載させていただきました。

(写真撮影は 陸上競技部OB会長 小池文司氏)


この頁の先頭に戻る