栄光のオリンピック代表選手 〜olympic athletes of tetsukon〜

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  東洋大学陸上競技部のOB・OGで、日本代表としてオリンピックに出場し活躍した選手を紹介します。
  近い将来、池中康雄さんが情熱を注ぎ込み後進に託した「夢」、すなわち「マラソンでオリンピック出場」
を実現する鉄紺ランナーの名前を書き記 したいと思います。(2005.7.20記)
 
  ついに「その時」がきました。鉄紺東洋の黎明期を支えた池中康雄さんのマラソンでオリンピック出場という
夢が断たれたのが昭和11(1936)年。それからちょうど80年の時を経て、平成28(2016)年に、鉄紺東洋
からオリンピックマラソン代表選手が一気に2人も誕生しました。メダルには届きませんでしたが、鉄紺東洋の
悲願達成をステップに、後続の鉄紺ランナーたちが毎回のオリンピックにマラソン代表として出場し、活躍して
くれることでしょう。
 なお、リオデジャネイロオリンピックでは、鉄紺東洋のOB・現役選手合わせて6人も代表として出場しました。
これまでは1大会につき1人ずつの出場実績を刻んできましたが、1大会で2人以上が出場したにも鉄紺史上
初であり、長距離では設楽悠太選手の出場が鉄紺史上初の快挙、20km競歩の松永大介選手の7位入賞は
この種目で日本人初の快挙でした。まさに、2016年は、鉄紺が輝いた年でありました。
 伝説の「1964年東京オリンピック」以来の開催となる「東京2020」大会は、新型コロナウイルスの世界的蔓延
に伴い2021年に1年延期されて開催されました。鉄紺東洋からは、現役・OB合わせて前回大会を上回る8人の
選手が出場し、20q競歩に出場した池田向希選手がこの種目で日本初のメダルとなる銀メダルを獲得しました。
鉄紺東洋のオリンピアンのうち初のメダリストとなりました。

●男子   ※敬称略  
氏名 大会名 種目 記録(結果) 備考(卒業年度等)
奥沢善二 東京・1964(S39) 3000mSC 8.50.0(予選敗退) 1959(S34)年度卒
三浦信由 メキシコ・1968(S43) 3000mSC 9.24.6(予選敗退) 1966(S41)年度卒、旧姓松田
今村文男 バルセロナ・1992(H4) 50km競歩 4.07.45(18位) 1988(S63)年度卒
シドニー・2000(H12) 50km競歩 4.13.28(36位)  同 上
西塔拓己 ロンドン・2012(H24) 20km競歩 1.22.43(25位) 大学2年在籍で代表「初」選出
石川末廣 リオデジャネイロ・2016(H28) マラソン 2.17.08(36位) 2001(H13)年度卒
北島寿典 マラソン 2.25.11(94位) 2006(H18)年度卒
設楽悠太 10000m 28.55.23(29位) 2013(H25)年度卒
松永大介 20km競歩 1.20.22(7位) 大学4年在籍で代表選出
桐生祥秀 100m 10.23(予選敗退) 大学3年在籍で代表選出
ウォルシュ・
ジュリアン
400m 46.37(予選敗退) 大学2年在籍で代表選出
桐生祥秀 東京・2020(R3)    400mR (決勝で途中棄権)
鈴木碧斗  1600mR 3.00.76(予選敗退)  大学1年在籍で代表選出  
ウォルシュ・
ジュリアン
 
 400m 46.57(予選敗退)   
津波響樹 走幅跳 7.61(予選26位)   
相澤 晃 10000m 28.18.37(17位)   
池田向希 20km競歩  1.21.14(2位)  大学4年在籍で代表選出 
川野将虎 50km競歩  3.51.56(6位)  大学4年在籍で代表選出 
服部勇馬 マラソン 2.30.08(73位)   
※鉄紺OBの出場時の所属は、奥澤選手は東急電鉄、三浦選手は東洋ベアリング(現NTN)、今村選手は富士通、石川選手はHonda、北島選手は安川電機、設楽選手はHonda
※東京2020大会は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い2021年(7月〜8月)に延期して開催
●女子  ※敬称略
氏名 大会名 種目 記録(結果) 備考(卒業年度等)
曽根幹子 モントリオール・1976(S51) 走り高跳び 1.70(予選敗退) 1974(S49)年度卒
※大昭和製紙(現日本製紙)所属
プレイバック・リオデジャネイロオリンピック(2016)
オリンピックのレース中の写真を撮影された方は御提供いただけると幸いです。
がんばれ桐生!がんばれジュリアン! がんばれ北島!がんばれ松永! がんばれ石川!がんばれ悠太!

OB会が用意した必勝国旗
2016(平成28)年5月28日に川越キャンパスで行われた激励会のようす
(撮影 管理人)

小池前OB会長による選手紹介

松本OB会長による乾杯

抱負を語る北島選手

意気込みを語る松永選手

北島選手のエピソードを語る川嶋前監督

松永選手の横浜高校時代の恩師 田下先生

北島選手をスカウトした佐藤コーチと握手

石川選手はビデオメッセージで登場

偉大な鉄紺オリンピアンたちに続け!
プレイバック・ロンドンオリンピック(2012)

  ロンドンオリンピックの男子20km競歩に
  出場し健闘した西塔選手


 (写真上/
  陸上競技部OB会会長小池文司氏提供)

 (写真左・上下2枚/
  ロンドン在住・GREATBEE24さん提供)


2012(平成24)年7月3日にスカイホールで行われた西塔選手の壮行会(撮影 管理人)
プレイバック・東京オリンピック(1964)
 (写左/開会式直前の奥沢選手(右)と所属する東急電鉄陸上競技部の中村監督
  写真提供 陸上競技部OB)

 (写真下/3000mSC予選で力走する奥沢選手(ゼッケン803番)
  写真提供 陸上競技部OB)
あの日、あの瞬間(とき)の記憶 〜tetsukon memories〜
 下の2枚の貴重なショットは、曽根幹子さん(現広島市立大学教授)から提供していただいたものです。
仲介の労をとってくださいました松田進氏に感謝申し上げます。
曽根幹子1 曽根幹子2
練習時のひとコマ(右は佐々木秀幸氏) 茨城国体にて、1m83の日本新記録達成
1974(S49).10.25
今後も鉄紺選手のオリンピックに関する貴重な写真を掲載していきたいと考えています。
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