第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 東洋大学全成績


トップ頁に戻る
【レースを振り返って(管理人の私的戦評・総括)】
  6年ぶり5度目の総合Vに挑んだ第96回箱根駅伝が終わった。相澤主将を中心に序盤から主導権を握り、往路優勝から総合優勝に向けて復路でも粘りのレースを展開すると予想していたが、結果は総合10位、薄氷のシード権死守であった。戦力的には昨年以上であったことは間違いなく、メンバー全員がベストな状態で走れなかったことが悔やまれる。たら・ればは無意味だが、西山選手、吉川選手、渡邉選手の走り、そして定方選手が9区で実力どおりの走りをしていたとしたら、互角の優勝争いをしていたに違いない。だが、現実には、想定していた戦力が整わない中でメンバー編成をしなければならなかったことが、ここ数年同じように苦戦している原因なのだろう。
  「11年連続3位以内」という強さの称号が消滅した。“山の神”と称された柏原竜二選手の出現によって初優勝を遂げた2009年の第85回箱根駅伝以来の「常勝の伝統」が途絶えた。柏原選手から始まり、設楽啓太・悠太選手、服部勇馬・弾馬選手、山本修二選手、そして相澤晃選手へと引き継がれてきた“鉄紺のエース”の系譜も、ひとつの時代が終わった。
  しかし、下を向いている時間は無い。再び強い鉄紺東洋となるために、この結果をチームとして真正面に受け止め、足らなかった何かを模索し、新たな鉄紺の歴史と伝統を築こうとする強い意志が必要だ。
  今大会の高速化について、シューズの存在がクローズアップされているが、それ以前に走る選手自身の“強さ”がなければ結果は伴わないだろう。
 今大会では、MVPを獲得した相澤選手の歴史的な激走と、初の山で下馬評を覆す区間新を叩き出した宮下選手の心意気の走り、そして3年連続の山下りで年々進化を見せた今西選手の渾身の走りに、鉄紺東洋が掲げる「怯まず前へ、その1秒をけずりだせ」が体現されており、鉄紺のプライドが完全に潰えたわけではない。シードギリギリの10位という順位は、巻き返しに向けて首の皮1枚でつながったと捉えたい。
 これから始まる新体制の1年間、酒井監督のもと、シード末席からの“下剋上”を期待して、引き続き応援していきたい。
2020(R2)年1月2日(往路)・3日(復路)  東京・読売新聞社前〜箱根・芦ノ湖(217.1km)
総合10位(往路11位・復路7位)
通算記録 10時間59分11秒 (大会新は青学大の10時間45分23秒)
〔トップに13分48秒もの大差をつけられ薄氷のシード死守〕
12年連続3位以内ならずも15年連続シード確保
往路区間 1区
大手町〜鶴見

<21.3km>
2区
鶴見〜戸塚
<23.1km>
3区
戸塚〜平塚
<21.4km>
4区
平塚〜小田原
<20.9km>
5区
小田原〜箱根町
<20.8km>
往路成績
107.5km
氏名・学年 西山和弥・3 相澤 晃・4 吉川洋次・3 渡邉奏太・4 宮下隼人・2
出身高校 東農大二 学法石川 那須拓陽 吉原工業 富士河口湖
区間記録 1.03.15 1.05.57 1.03.33 1.06.05 1.10.25
区間順位 14位 1位 13位 20位 1位
往路通算 1.03.15 2.09.12 3.12.45 4.16.12 5.29.15 5.29.15
往路順位 1位 7位 10位 14位 11位 11位
東洋記録 田口雅也
(90・2014)
1.01.46
相澤 晃
(96・2020)
1.05.57
設楽悠太
(90・2014)
1.02.13
相澤 晃
(95・2019)
1.00.54
宮下隼人
(96・2020)
1.10.25
(95・2019)
5.26.31

区間記録
佐藤悠基
(東海大)
1.01.06
相澤 晃
(東洋大)
1.05.57
ヴィンセント
(東国大)
59.25
吉田祐也
(青学大)
1.00.30
宮下隼人
(東洋大)
1.10.25
青学大
(96・2020)
5.21.16
復路区間 6区
箱根町〜小田原

<20.8km>
7区
小田原〜平塚
<21.3km>
8区
平塚〜戸塚
<21.4km>
9区
戸塚〜鶴見
<23.1km>
10区
鶴見〜大手町
<23.0km>
復路成績
109.6km
氏名・学年 今西駿介・4 蝦夷森章太・2 前田義弘・1 大澤 駿・3 及川瑠音・1
出身高校 小林 愛知 東洋大牛久 山形中央 一関学院
区間記録 57.34 1.03.32 1.06.08 1.10.02 1.12.40
区間順位 2位 6位 6位 9位 19位
復路通算 57.34 2.01.06 3.07.14 4.17.16 5.29.56 5.29.56
復路順位 2位 3位 4位 4位 7位 7位
通算記録 6.26.49 7.30.21 8.36.29 9.46.31 10.59.11 10.59.11
通算順位 7位 7位 7位 7位 10位 10位
東洋記録 今西駿介
(96・2020)
57.34
設楽悠太
(88・2012)
1.02.32
大津顕杜
(88・2012)
1.04.12
上村和生
(90・2014)
1.09.24
大津顕杜
(90・2014)
1.09.08
(96・2020)
5.29.56
区間記録
館澤亨次
(東海大)
57.17
阿部弘輝
(明大)
1.01.40
小松陽平
(東海大)
1.03.49
篠藤 淳
(中学大)
1.08.01
嶋津雄大
(創価大)
1.08.40
東海大
(96・2020)
5.23.47
※復路記録は第91前回大会(2015)を上回り鉄紺新規記録!
印の2区・相澤選手、5区・宮下選手、6区・今西選手が区間新で東洋大記録を更新!(1大会3区間新は鉄紺史上初!)
※2区・相澤選手尾の区間新記録樹立は鉄紺史上初の快挙!
第96回東京箱根間往復大学駅伝競走の結果
順位 大学名 総合タイム  備考(区間賞獲得者)
青山学院大学 10.45.23 総合新記録
4区・吉田、9区・神林
東海大学 10.48.25 6区・館澤、8区・小松
國學院大學 10.54.20
帝京大学 10.54.23  
東京国際大学 10.54.27 3区・ヴィンセント
明治大学 10.54.46 7区・阿部 
早稲田大学 10.57.43  
駒澤大学 10.57.44
創価大学 10.58.17 1区・米満、10区・嶋津  
10 東洋大学 10.59.11 2区・相澤、5区・宮下
      ※以上10校が来年のシード権を獲得
11 中央学院大学 11.01.10
12 中央大学 11.03.39
13 拓殖大学 11.04.28  
14 順天堂大学 11.06.45  
15 法政大学 11.07.23
16 神奈川大学 11.07.26
17 日本体育大学 11.10.32
18 日本大学 11.10.37
19 国士舘大学 11.13.33
20 筑波大学 11.16.13  
関東学生連合 (11.12.34) ※オープン参加のため参考記録
この頁の先頭に戻る