鉄紺東洋、1区から大健闘
箱根につながる10年連続シードの5位
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【酒井監督のオリジナルコメント】
 
  全日本大学駅伝は第5位でしたが、中身のあるレース展開と東洋らしさが出る走りで、10年連続のシード権を獲得することができました。
  終盤は選手層の薄さが響き優勝を逃しましたので、箱根駅伝では総力戦で巻き返しを図りたいと思います。
  1区の相澤は初めての学生駅伝1区でしたが東洋らしい気迫のこもった走りでした。ラスト1.5キロからスパート、ラスト200mで再度切り替え、東洋大学としては3年連続の1区区間賞でした。
  2区の渡邊は出雲駅伝のアンカーで脱水症状となり不本意な走りでしたが、今回は終始伸びやかなフォームで各校のエース級と競合い混戦から抜け出し単独トップになりました。
  3区の西山は1年生ながら落ち着いた走りでトップを守り、後続に30秒引き離しました。
  4区の山本は当日変更で出雲駅伝に引き続き重要区間での起用となりました。2位の東海大との差を1分にまで広げる力強い走りをしてくれました。4区を終えた時点で単独トップに立つことがレース前の戦略だっただけに、主要区間が続く中で主導権を握ることができたことは、若いチームにとってとても大きな収穫となりました。
  5区の中村は終盤ペースが落ちましたが、トップを守りきる経験をしました。
  6区の浅井は順位を4位まで落としてしまいましたが、1年生として走ったこの経験を次に繋げてほしいと思います。
  7区の小笹は序盤から積極的にレースを進めましたが、駒大に抜かれ、レースの流れを軌道修正することができませんでした
 最終8区の吉川は1年生ながら安定感のある走りができ、チームにとっても大きな収穫を得ました。
  今回のレースで良かったこと、見えた課題を活かし、箱根駅伝では更にチーム力向上に努めていきます。
  最後になりますが、ご声援いただいた皆様に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

   東洋大学陸上競技部男子長距離部門監督 酒井俊幸


第49回大会  2017(平成29)年11月5日(日)開催
東洋大学の成績
区間 距離 氏名 学年 タイム 区間順位 総合順位 備考
1区 14.6km 相澤 晃 2年 43.24 1位 1位
2区 13.2km 渡邉奏太 2年 38.29 2位 1位
3区  9.5km 西山和弥 1年 27.21 3位 1位
4区 14.0km 山本修二 3年 40.11 2位 1位
5区 11.6km 中村 駆 2年 34.55 5位 1位
6区 12.3km 浅井 1年 37.29 16位 4位
7区 11.9km 小笹 椋 3年 35.32 8位 5位
8区 19.7km 吉川洋次 1年 59.08 4位 5位
106.8km 総合タイム 5.16.29 5位(10年連続シード)
第49回全日本大学駅伝の結果(関東学連所属校+α)
順位 大学名 総合タイム  備考(区間賞獲得者)
神奈川大学 5.12.49 5区・越川
東海大学 5.14.07 3区・館澤
青山学院大学 5.15.22 2区・田村
駒澤大学 5.15.59 6区・堀合
東洋大学 5.16.29 1区・相澤
中央学院大学 5.17.59
※以上6校が次大会のシード権獲得
早稲田大学 5.19.08
帝京大学 5.19.39
山梨学院大学 5.20.32 8区・ニャイロ
10 法政大学 5.20.59
11 國學院大學 5.21.26
12 順天堂大学 5.21.34
13 城西大学 5.22.31 4区・菅
14 大東文化大学 5.24.04
15 明治大学 5.25.02 7区・阿部(区間新)
16 立命館大学 5.25.40
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