悲願の伊勢路初制覇から1年
鉄紺東洋、1区好スタートもシード死守の6位
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 【レースを振り返って(管理人の私的戦評)】
  連覇に挑んだ伊勢路は、1区の服部弾副将の1秒をけずりだす走りで好スタートを切ったものの、その後は優勝争いに絡めず、箱根に向けて収穫と課題のレースとなった。昨年の優勝を経験した口町・堀・野村選手が出場しない中、服部弾副将と櫻岡選手以外の選手は、今年の箱根以来の山本修・小笹選手、出雲に続く出場となる1年生の渡邉選手、3大駅伝初出場の竹下・小早川・相澤選手といった布陣で、箱根を見据えた経験のオーダーともいえる。しかし、圧倒的な強さと安定感を見せつけて優勝した青学大をはじめ、初出場組でも健闘した選手が多かった早大、駒大、中学大の選手たちの走りと比較して、あと2か月を切った箱根駅伝までに軌道修正すべき課題のほうが多かったと思う。
  やはり、服部弾副将一人に頼るのではなく、絶対エース「服部弾」を活かすチームでなくては箱根は勝てない。
  今年も青学大は強い。鉄紺東洋が成し遂げられなかった箱根3連覇、そして3冠も達成しそうな勢いだ。しかし、距離が伸びる箱根路では鉄紺東洋の本来の強さを発揮する絶好の舞台であり、若い選手たちは日々の練習の積み重ねにより無限の進化の可能性を秘めている。
  我々鉄紺ファンは、酒井監督の手腕を信じ、選手たちの頑張りを願って応援するだけである。
  残り50日余りの中で、怪我や風邪、事故等にはくれぐれも気をつけて、主力にはさらなる進化を、そして箱根で活躍する新戦力の出現も期待したい。
 今年の出雲、全日本での悔しさを忘れず、 「箱根だけは絶対に譲らず、1秒をけずりだす走りをする」という強い気持ちを胸に、チーム一丸となって「王者 青学大」に立ち向かってほしい。
  箱根V奪還に向けて 輝け鉄紺! がんばれ東洋大学
第48回大会  2016(平成28)年11月6日(日)開催
東洋大学の成績
区間 距離 氏名 学年 タイム 区間順位 総合順位 備考
1区 14.6km 服部弾馬 4年 43.34 1位 1位
2区 13.2km 櫻岡 駿 4年 39.14 11位 6位
3区  9.5km 相澤 晃 1年 27.40 4位 4位
4区 14.0km 小笹 椋 2年 42.03 9位 7位
5区 11.6km 渡邉奏太 1年 35.40 7位 5位
6区 12.3km 竹下和輝 3年 36.50 10位 7位
7区 11.9km 小早川 健 3年 35.34 10位 6位
8区 19.7km 山本修二 2年 59.14 4位 6位
106.8km 総合タイム 5.19.49 6位(9年連続シード)
第48回全日本大学駅伝の結果(上位+関東学連所属校のみ)
順位 大学名 総合タイム  備考(区間賞獲得者)
青山学院大学 5.15.15 2区・田村、5区・小野田、6区・森田
早稲田大学 5.16.11 4区・永山
山梨学院大学 5.16.50 8区・ニャイロ
駒澤大学 5.17.41
中央学院大学 5.19.36
東洋大学 5.19.49 1区・服部弾
※以上6校が次大会のシード権獲得
東海大学 5.20.55 3区・館澤
拓殖大学 5.21.16
國學院大學 5.22.11
10 帝京大学 5.22.30
11 明治大学 5.23.19
12 日本大学 5.23.45
13 日本体育大学 5.23.51 7区・小町
14 国士舘大学 5.27.02
15 大東文化大学 5.27.46
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