鉄紺東洋、流れに乗れず第16回大会以来の惨敗9位
※この速報は、陸上競技部から寄せられた情報を整理して作成しました。
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【レースを振り返って(管理人の私的戦評)】
  鉄紺東洋を4年間けん引してきた大エース服部勇馬選手が卒業し、新チームで臨んだ三大駅伝の初戦、各選手の力を出し切れば十分戦える布陣であったが、2区から流れに乗れず、3区の服部弾副将をもってしても巻き返せず、12位であった第16回大会以来の下位に沈んだ。
  今回の 「結果」の「原因」は様々あろうが、全体的に、かつて漲っていた「1秒をけずりだす走り」が各選手の中で消化しきれていなかったように見える。
  三大駅伝デビューの選手もおり、経験の大会であったとはいえ、個々の選手の気迫、チームとしてのモチベーションなど、優勝した青学大から8位の早大までの8校全てに劣っていたことは間違いない。
  主力がメンバーから外れても、それをチャンスと捉えて活躍する選手が居るチームが強いチームである。鉄紺東洋が再び強さを取り戻し、常勝チームに生まれ変わるには、今回の惨敗を受け止め、その中で足りなかったものを選手一人ひとりが認識し、チーム一丸となって高みに挑む意識を共有することが不可欠だ。
  来る全日本大学駅伝では、酒井監督の指導の下、敗戦から見事に軌道修正した強い鉄紺東洋の走り、1秒をけずりだす気迫の走りが再び見られることを期待したい。トップページ写真の服部勇馬選手のような気迫のこもった走りを。
 
第28回大会 2016(平成28)年10月10日(月・祝)開催
東洋大学の成績
区間 距離 氏名 学年 タイム 区間順位 総合順位 備考
第1区 8.0km 櫻岡 駿 4年 23.37 7位 7位
第2区 5.8km 中村 駆 1年 17.34 9位 10位
第3区 8.5km 服部弾馬 4年 24.59 3位 7位
第4区 6.2km 渡邉奏太 1年 18.40 12位 9位
第5区 6.4km 野村峻哉 3年 18.34 9位 9位
第6区 10.2km 山本采矢 4年 31.01 8位 9位
45.1km 総合タイム 2.14.25 9位
気象条件:晴れ・気温20.5℃・湿度68%・北東の風2.8m(スタート時点)
第28回出雲全日本大学選抜駅伝競走の結果(上位校+α)
順位 大学名 総合タイム  備考(区間賞獲得者)
青山学院大学 2.10.09 2区・田村、5区・安藤
山梨学院大学 2.10.40 6区・ニャイロ
東海大学 2.11.13 3区・
中央学院大学 2.12.32
駒澤大学 2.09.50
日本体育大学 2.13.09 1区・小松
順天堂大学 2.16.29
早稲田大学 2.12.06 4区・鈴木
東洋大学 2.14.25
10 帝京大学 2.15.50
11 京都産業大学 2.15.22
12 広島経済大学 2.20.17
13 第一工業大学 2.17.46
14 米アイビーリーグ選抜 2.15.20
15 愛知工業大学 2.15.43
※1位の青学大、2位の山学大、3位の東海大の3校は次回大会のシード
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