箱根V3に向け、収穫と課題と経験の出雲4位!
※この速報は、陸上競技部から寄せられた情報を整理して作成しました。
出雲駅伝のトップ頁に戻る
【レースを振り返って(管理人の私的戦評)】
  1区の設楽啓選手はハイペースの展開の中、冷静に上位をキープしトップから20秒差の区間5位で2区の設楽悠選手へ。2区の設楽悠選手も冷静に2位集団の中で区間2位となる粘りの走りを見せ、トップから19秒差の3位で3区へつなぐ。各校のエースが集う3区には昨年4区で鉄紺史上初の出雲区間賞を獲得した川上選手。2位・日体大をかわし単独2位で早大追撃の心意気を見せてほしかったが現状維持の3位で4区へ。4区は鉄紺東洋の将来を担う期待のひとり定方選手。集団に追われる展開の中で、後続に差を詰められるも昨年の川上選手の区間記録を更新する区間新の走りで3位をキープ。今後はさらにスピードに磨きをかけてレース巧者になることを期待したい。5区の本田選手は、今大会唯一の4年生として大学駅伝初出場のプレッシャーの中、区間新の区間2位の激走を見せ3位を死守。全日本と箱根の連続出場に向けさらに調子を上げていってほしい。6区アンカーの市川選手は、展開次第によっては出雲最高順位の2位も射程圏内であっただけに、駒大・久我選手に離されたことは自身にとっても悔しかったことと思う。しかし、良かったことも悪かったことも全て箱根に向けた「経験」なので、次のレースに活かせるよう、明日からの練習につなげてほしい。
  今回の出雲駅伝の結果としては、箱根V2ランナーが7人も温存されている中での4位は大健闘であり、収穫も課題も多く見つかった「経験」の三大駅伝初戦であったと思う。
 来月の全日本駅伝ではさらに選手層を整え、挑戦者の気持ちでチーム一丸となって心意気を胸に頑張ってください。
  選手及びチームスタッフの皆さん、そして鉄紺応援団の皆さんお疲れさまでした。
  さらなる高みを目指し、見据えるはあくまでも“箱根X3”です。
大学駅伝デビューで心意気の走りを見せた本田選手(写真提供 岐阜のOBさん)
 
第22回大会  2010年・平成22年10月11日(月・祝)開催
東洋大学の区間及び総合タイム
区間 距離 氏名 学年 タイム 区間順位 総合順位 備考
1区 8.0km 設楽啓太 1年 23.27 5位 5位
2区 5.8km 設楽悠太 1年 16.55 2位 3位
3区 7.9km 川上遼平 3年 23.35 6位 3位
4区 6.2km 定方俊樹 1年 18.29 8位 3位 区間新!
5区 6.4km 本田勝也 4年 18.38 2位 3位 区間新!
6区 10.2km 市川孝徳 2年 30.55 7位 4位
44.5km 総合タイム 2.11.59 4位
気象条件:晴れ・気温27℃(13時時点)
                    
  酒井監督のコメント


  出雲駅伝は主力組に故障による遅れがあった一方で、若手育成の狙いもあったことからフレッシュなメンバーで臨んだ。
  距離の短い駅伝ではあるものの、夏の練習をしっかりこなしていたメンバーで臨むことでチームの底力の把握と、エース不在の状況下でチーム全体に危機感を抱かせることを狙いとしていた。
  レースは1年生はまずまずの走りをしてくれたが、駅伝経験者である川上と市川に主力区間を任せていただけに、もっと走りに粘りがほしかった。そんな中、4年生の本田は襷にかける想いが伝わってくる素晴らしい走りをしてくれた。
  結果はシードに届かず4位と悔しさの残る駅伝となったが、今後に向けての課題とともに収穫もあった。
  来月の全日本大学駅伝では、今回の出雲に出場しなかったメンバーを合流させ、出雲駅伝の借りを返せるような走りをしたいと思う。

第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走の結果(上位校+α)
順位 大学名 総合タイム  備考(区間賞獲得者)
早稲田大学 2.10.04 1区・矢澤、3区・八木、4区・佐々木(区間新)、6区・平賀
日本体育大学 2.11.16 2区・福士
駒澤大学 2.11.28 5区・上野(区間新)
東洋大学 2.11.59
山梨学院大学 2.12.09
東京農業大学 2.13.04
中央大学 2.13.20
明治大学 2.14.19
京都産業大学 2.14.25
10 第一工業大学 2.14.28
11 青山学院大学 2.15.34
12 立命館大学 2.16.07
13 城西大学 2.16.42
14 中京大学 2.17.57
15 米アイビーリーグ選抜 2.18.16
16 北海道学連選抜 2.19.48
17 東北学連選抜 2.20.00
18 日本大学 2.20.29
この頁の先頭に戻る