伊勢路、そして箱根路へと続く大健闘の3位! |
出雲駅伝のトップ頁に戻る |
---|
【レースを振り返って(管理人の私的戦評)】 1区の柏原選手は、2年生となり逞しさを増した力走で流れを作り区間2位で2区へ。2区の山本憲選手は大学駅伝初戦とは思えない積極果敢な攻めの走りを見せ、見事トップを奪い1位で3区へつなぐ。各校のエース級が集う3区では、1年生渡邊選手が集団の中で我慢の走りを見せたが、終盤突き放されチームも8位に後退。若手中心で大学駅伝初参加の選手が多く経験不足が否めない中、ここから今年の鉄紺東洋を象徴する驚異の粘りが始まる。4区の川上選手はスピードを生かした走りで前を追い、出雲駅伝では鉄紺史上初となる区間賞の走りで反撃開始。5区の佐藤寛選手はトラックレースではやや安定感を欠くところも見られたが、初の大学駅伝では区間賞に6秒差の区間2位となる粘りの走りで上位入賞に向けた大役を見事に果たした。そしてアンカー6区は箱根Xゴールの高見選手。3位入賞がかかる緊迫する展開の中、早大・平賀選手と並走しながら冷静に勝負どころを探り、最後は箱根優勝の経験が勝り早大を振り切り3位でゴール、3年ぶりの銅メダル・シードを獲得した。 酒井采配が見事に決まった出雲の結果ですが、“箱根連覇”に挑むうえでは収穫とともにまた課題も多く見出だせたと思うので、決して油断せず、次の全日本駅伝では挑戦者として、またチーム一丸となって心意気を胸に頑張ってください。 さらなる高みを目指し、見据えるはあくまでも“箱根X2”です。 |
早大を振り切り3位でゴールする高見選手(写真提供 東洋大学広報課) |
第21回大会 2009年・平成21年10月12日(月・祝)開催 |
---|
東洋大学の区間及び総合タイム |
区間 | 距離 | 氏名 | 学年 | タイム | 区間順位 | 総合順位 | 備考 |
1区 | 8.0km | 柏原竜二 | 2年 | 22.50 | 2位 | 2位 | 区間タイ記録 |
2区 | 5.8km | 山本憲二 | 2年 | 16.40 | 6位 | 1位 | |
3区 | 7.9km | 渡邊公志 | 1年 | 24.04 | 13位 | 8位 | |
4区 | 6.2km | 川上遼平 | 2年 | 18.33 | 1位 | 6位 | 出雲駅伝初の区間賞 |
5区 | 6.4km | 佐藤寛才 | 2年 | 19.05 | 2位 | 2位 | |
6区 | 10.2km | 高見 諒 | 3年 | 30.07 | 5位 | 3位 | |
44.5km | 総合タイム | 2.11.19 | 3位 | シード獲得! |
気象条件:晴れ・気温24℃ |
---|
酒井監督のコメント 出雲駅伝を振り返って 今回の出雲駅伝では、6名中4名もの大学駅伝初出場となる新戦力を投入し、3位入賞ということで次につながる結果となりました。 振り返れば箱根駅伝2連覇に向けて収穫もありましたが、課題も残ったのでもう一度修正し、次の全日本大学駅伝に備えたいと思います。 |
第21回出雲全日本大学選抜駅伝競走の結果(上位校+α) |
---|
順位 | 大学名 | 総合タイム | 備考(区間賞獲得者) |
1 | 日本大学 | 2.10.07 | 6区・ダニエル(区間新) |
2 | 山梨学院大学 | 2.10.26 | 5区・大谷 |
3 | 東洋大学 | 2.11.19 | 4区・川上 鉄紺史上初の区間賞! 3年ぶり2度目の3位シード! |
4 | 早稲田大学 | 2.11.22 | |
5 | 中央大学 | 2.12.24 | |
6 | 立命館大学 | 2.12.35 | |
7 | 第一工業大学 | 2.12.50 | 1区・ジュグナ(区間新) |
8 | 京都産業大学 | 2.13.26 | 2区・林(区間新) |
9 | 大東文化大学 | 2.13.46 | |
10 | 駒澤大学 | 2.13.51 | 3区・宇賀地 |
11 | 中央学院大学 | 2.13.54 | |
12 | 明治大学 | 2.14.25 |
この頁の先頭に戻る |